♪♪ NATの独り言 (心・ジャズ)

生きていく上で信じてること。大好きなジャズのこと等

2013年01月

アベノミクス・・消費税増税を決めたのなら、社会保障改革は???

 一言、言わせてもらう。 

 8月の参議院選挙までは、アベノミクスFeverが続こう。しかし、その陰で、社会保障体制の破綻は確実に進んでいる。 

 思えば、去年夏に民・自公談合で消費税増税を決めた際、私は何度も「絶対、順序が違う。先に消費税UPなんかしてしまったら、財務省に食い逃げされるだけ。社会保障体制改革や国・地方の政治構造改革は、絶対、余計になされないままになるぞ!」と主張した。今、マスコミもアベノミクス報道ばかりだが、自公民の「一体改革」への国民ナンタラ会議はどこかに行ってしまった感がある。8月までには、一応開催した会議の結果は表面的に取り繕うだろうが。 

  私の強く主張した通り、確実に「政府による消費税の食い逃げ」だけが現実化しつつある。消費税増税で年間に確保できる歳入増は13円だけだ。今、既に社会保障費(年金・医療・介護)の110兆円の内、保険料で賄われているのは60兆円しかなく、それも、今後良くて横ばい。なんと残りの50兆円は不足で、国・地方の税金等で埋めしているのだ。しかも老齢化で、今110兆円の社会保障費支出は毎年3兆円増えるから、税金穴埋め負担も毎年3兆円づつ増える。ただでさえ赤字の国家財政が、社会保障制度を改革しない限り、更に毎年自動的に3兆円づつ赤字拡大するということだ。消費税UP13兆円等、焼石に水。早く構造改革しないと、確実に破綻が来て、弱き国民や若者が死に絶えるしかない。憂国憂国。       Nat

 

Natのクリスマス・ジャズ・ライブ 録音つきです。

毎年12月23日、クリスマスイブイブの晩、田園江田教会のクリスマス・ジャズ・ライブを、私ことNatの仲間が、その日だけ集まってやるという企画。それが今回でもう14回目でしたが、昨年12月23日、今回も無事それをやりました。以下がメンバーと、曲目です。そして、演奏の録音を、以下のMicrosoft Sky Driveのサイトにアップロードしました。ご関心のある方は、アクセスの上、好きな曲をダウンロードして聞いてみてください。ピアノを弾いて一曲歌を歌っているのがNatです。  Nat

https://skydrive.live.com/?cid=2060CAEE80C1DA71&id=2060CAEE80C1DA71%211124


 メンバー 

Vocal:       石原 美紀

Sax:         安藤 和夫

Bass:         大角 一飛

Drums:      安井 三己彦

Piano/Vocal:  溝口 直人(これがNat)  

曲目 

Silver bells 

Santa Claus is coming to town 

Winter wonderland

Desafinado  

Moon river

No more blues

Moritat 

Prelude to a kiss 

Smile  

Our love is here to stay 

Here comes Santa Claus

Have yourself a merry little Christmas 

アンコールに応えて、皆でAmazing Graceを歌う

  

 

超常現象って?

 透視や予知などのいわゆる「超常現象」に対する人間のスタンスは幾つかに分かれるようだ。まず、強く信じている信奉者。逆に、そんなことは科学的にあり得ないと強く排斥する大学教授等。あとは、その中間で、「良く分からないがあるかも・・」とか、「多分インチキ・・」とか思っている大多数の一般人。しかし、第四の分類に属する人たちがいる。「超心理学」を厳密な実証科学的に研究している少数の学者たちだ。私はこのお正月に、明治大学教授の石川幹人博士の書いた「超心理学 封印された超常現象の科学」なる本を読んだ。私は前から、超常現象を丸ごと信じるのでもなく、全てインチキと決めつけるのでもなく、科学的に探求してくれる科学者に多いに期待している立場だから、この本は多くの事実と理論を纏めた書物として価値あるものであった。 

 アメリカの大学を中心とする超心理学研究では、もっぱら、透視・予知・念力・ヒーリング等、人間の「心」の「知られざる力」に起因するかも知れない現象を研究対象とする。上記の書物がまず紹介してくれるのは、ガンツフェルト実験という1970年代から多年にわたり行われてきた実験。いわゆる超能力者ではない普通の人間同士の間でも、かすかに検出され得る透視やテレパシー能力を厳密な実験で検証するものだ。4枚のカードの一つを見つめる「送り手」が、別の部屋で視覚・聴覚を鎮静状態にして心を集中した「受け手」にテレパシー信号として送り、4枚の中のどれかを当てさせる。こうやって、手品的なインチキを排除する厳密な方法で30年にわたり数千人の被験者で実験した結果、当たる確率が32%に収束してきているという。4枚のうちの1枚を偶然に当てる確率は25%であるので、多数の実験者母数で32%というのは、統計的に明らかな「有意」差があると認め得る。しかも、この研究者達は、実験の手法を公開し、懐疑的な人が再現性を確認する追試実験を行うことを歓迎し、世界中からのデータを集積している。面白いのは、いわゆる超能力者では、研究者側の厳密な方法では安定した能力を発揮出来ない人もいるし、いわば「特殊な事例」かも知れないので、却って人類一般の特質を研究する科学の対象にはなりにくいということで、一般人で実験している点だ。 

 更に、実験は、予知能力にも及ぶ。乱数発生装置で選ばれる画面の画像の予知能力を様々な手法で実験しているが、これも手品のような劇的なものではないが、統計的に有意差が実証されている。また、もっと興味深いのは、乱数発生装置の発生する乱数に、人間の心が影響出来る度合いの実験。これも統計的な有意差が実証されている。特に予知能力等というと、現在人類が到達した物理学、特に相対性原理では未来からの情報を現在に受信することは原理的に不可能なので、人間の能力の中に僅かでも予知能力が隠されているという話は、物理学者は通常到底受け入れられない話であろう。しかし、動物は大地震を予知できているのではと思わせる多くの事例があるが、人類にもかすかにそういう能力が残っていて、それを厳密な実験で検出出来ているということかも知れない。 

 石川博士の本は、更に、上記のような超心理学の研究に対し、「超常現象あり得ない」派の学者には、研究内容を冷静に専門的に辿ることもなく、頭ごなしに「あり得ない」と決めつける人が多く、それでは、オカルトでも何でも熱烈信奉している人の裏返しに過ぎないと嘆く。また、マスコミが統計的有意差を見ていく超心理学現象では番組として面白くないので、マジック的なものを取り立て、その後に「超常現象あり得ない」派の学者等がトリックを暴くのを付け加えたりする構成の低俗番組が多く、科学としての超心理学への偏見を生んでいるとも嘆く。 

 超心理学の現状では、人間の能力中に、透視・予知・乱数への影響力といったものが、統計的有意差として確実に検知されてきているという事実までしか分かっていないようだ。「心」が物質にどうやって係わりを持てるのか、心と心がどう交流できるのかという原理については、まだ仮説すら浮上していない。私としては、私が生きている間に、その辺の研究がもう少し進んでほしいと熱望する。私の人間探求の一環として。     Nat

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