♪♪ NATの独り言 (心・ジャズ)

生きていく上で信じてること。大好きなジャズのこと等

2013年12月

原発 ― 「欠陥商品原子炉のBWR」 にはご注意!

 先週末、東北電力の女川原発が安全審査申請。福島と同じBWR(沸騰水型)だ。

 私は、BWRPWR(加圧水型)と違い構造的欠陥商品だから福島でも大爆発にまで至った、よってBWRは根本的に作り直さないと再稼働させられないと言い続けてきている。

 そもそもBWRは、PWRに先行された後発GE(東芝)が焦って、いわば「手抜き・安物」の原子炉として後から売り込んだものだ。日本では東日本の電力会社と東芝の関係から東はBWRとなった。簡単に言うと、PWRは原子炉の「怖い中身」と外が分離されていて、しかも「怖い中身」を大きく強いドームが防護しているが、BWRは「怖い中身」が外と繋がっていて、それをきゃしゃな建物が覆っているだけなのだ。だから、以下の記事で分かる通り、世界でBWRを採用しているのは、GEの本拠の米国と日本くらいで、あの原発王国の仏は勿論全部PWR、それ以外もほぼ全てPWRだ。東芝がダメなBWRに見切りをつけWestinghouse買収でPWRを手に入れたかった理由も明白だろう。

 そういう欠陥商品BWRを不幸にして持ってしまった東日本。しかしもう元には戻れない。だから、日本では政府・マスコミはBWRに甘い。ベントだけ付ければ認めてやるというのが規制委員会の甘い新規制だ。私は「原発全てゼロ」とは言わないが、BWRについてはそれに近い。皆にもそれを知って欲しい。    Nat
 

http://www.asahi-net.or.jp/~pu4i-aok/cooldata3/nuclear/bwrpwr.htm


★2014年1月7日追記: 
安倍首相が「原発の新・増設は現在のところ全く考えていない」と言明。世間では「既存の原発だけでも困っているのだから、新増設なんてトンデモナイ」という声が強いから、それに合わせようとの政治的趣旨は分かる。しかし、12月に出た政府のエネルギー計画案では新増設は全く考えてない等と書いていない。本当は様子を見てあり得るということだろう。又、良く考えると、なぜ新・増設は不可なのかにつき根本的疑問も湧く。「原発は危険だから、何も新しいのを無理に・・」というなら、古くて遥かに危険な既存原発の再稼働はもっとダメな筈。新しい原発は巨額の資金が要るから?・・電力会社は資金を投入してもやりたいと言っているのだから、政府としては高度の安全性が確保出来れば止める理由はない筈。そもそも多くの立地で既に、より新しい安全設計のものが準備・建設中である。むしろ、再稼働用の安全基準も新しい原発水準並みに非常に高くし、既存の危ないもの(特にBWR)は廃炉に向かわせるのが本筋ではないのか? 既存の再稼働には甘くしておいて、「新増設はしない」等と言うのは欺瞞であろう。   Nat

 
 

靖国問題で孤立する日本・・どこへ行く?

 ついに、安倍首相が靖国参拝した。 

 これまで何度も書いたとおり、戦後の東京裁判で、連合国側はA級戦犯個人に罪を負わせる代わりに、天皇を免責、また日本が連合国に賠償金支払いする義務からも免除するという取引を提案、日本はこれを受け入れた。それで日本国民は、第一次大戦後のドイツのような賠償金の重い苦しみから逃れ、戦後の経済発展を謳歌した。 ※ もう少し、特にそれを知らない若い人のために解説させて頂くと: 第一次世界大戦までは、国際紛争の解決手段としての戦争は「あり」だった。そして、戦争して負けた国の指導者は戦争裁判で死刑になったりはしないが、負けた国は勝った国に賠償金を払うのがルールだった。しかし、第一次世界大戦の後、負けたドイツが多額の賠償責任を負ったのが原因で、リベンジで第二次世界大戦になった。だから、第二次世界大戦の戦後、米英ソ中の連合国は、敗戦国に賠償金を負わせないように、戦後急に作ったA級(日本用)・C級(ナチ用)戦争犯罪のルールに拠って、少なくとも日本については、軍部首脳個人を裁き、日本・日本国民への対連合国賠償金負担を免除した。(注:迷惑かけたフィリピン等には賠償金払うことにさせたが。) 

 だから、国際的には、最早、A級戦犯の人に永遠に罪をかぶったままにしておいてもらわないと収まらない。処が、日本国内では、(1)東京裁判の一方的押し付けへの永遠の不満、(2)A級戦犯でも、昔の平将門でも、逆賊でも、死んだらみな神になるという日本文化がある。しかしこれは国内オンリーのローカルルール。気持ちは分からないでもないが、それを国際の場に持ち出しても一切通じない。 前述の通り、A級戦犯個人だけに罪を負わせて、それで今日の日本の発展があるのだが、だからといって「A級戦犯も今や英霊」というのは、国内でしか通じないと言っているものだ。 

 しかし、幾らそう言っても、日本国内では「日本人の英霊への思いは、日本人の心の問題で、外国からとやかく言われる筋合いではない」と言った声も根強い。しかし、米国にまで「失望」と言われた日本は、既に国際外交の中での孤立を確実に深めつつある。日本人は孤立すると、「更なる孤立を辞さず」という風に自分を煮詰めていく体質があるようにも思う。マジメで純粋なんだろうか。1922年のワシントン軍艦軍縮会議。米・英・日の軍艦比率5・5・3(日本は米国の6割)との米英提案に対し、米英の日本に対する屈辱的圧迫としてこれを排し、軍縮条約から脱退、世界の中で孤立して大戦に突入していった日本の歴史を思い出す。日本人のセンス・論理からは「日本への不当な圧迫・介入」に見えても、巨視的な国際全体像の中では、結局日本人の狭い了見であったかも知れない事例だ。 

 中国・韓国のヒステリックな反応には辟易とする。しかし、世界がそのヒステリックな中国・韓国の方に組みした瞬間から、孤立してワシントン条約脱退・太平洋戦争に走った日本の歴史の繰り返しの危険性が高まって来るとも思う。これは何も、また日本が戦争を始めてしまうという単純な繰り返しの危険性のことではない。既に日本は、国際政経の中で孤立玉砕的な道を走りつつあるのではないかという、より現実的な危険性のことを言っているものだ。    Nat

★2014年1月7日追記: 
昨晩のテレビで自民党石破幹事長が「首相の靖国参拝は不戦の誓いを込めたもの」とのいつもの「公式説明」をぬけぬけと言っていた。もし、本当にそうなら、次の二つの問いに正面から答えるべきだ:(1)A級戦犯のみに罪を負わせ、日本国家・天皇を免責にした東京裁判判決を受諾したサンフランシスコ講和条約11条には、今でも全く異存ないか?、(2)靖国にはA級戦犯も合祀され昭和天皇もそれに憤り参拝を辞めたが、安倍首相の参拝の際にはA級戦犯の魂だけは心の中で完全除外していると言い切れるか? 私は何も中国の肩を持つものではないが、安倍首相がこの2つを明確に認めない限り、中国が世界に発している日本非難のメッセージは拡がる一方であろう。今年は日清戦争120周年。尖閣等での衝突から日中が再び戦火を交えるリスクが高まっている。その際、中国は必ず「タカ派安倍政権の武力挑発に対抗した自衛措置」と自己弁護し、それが世界に通用、日本は孤立するだろう。自民党政権の言動は、そのような国際的客観情勢を助長している。  Nat

12.23 NatのクリスマスJAZZライブ !

 いよいよクリスマス・イブイブ  の1223日(月・祝)夜8時から、恒例の田園江田教会クリスマスJAZZライブ(無料)です。

 私Nat(ピアノ・歌)の大好きな仲間のジャズミュージシャンとの12曲、クリスマス曲あり、スタンダードのジャズ・ボサノバありです。教会の礼拝堂でイブイブの夜にジャズを聞くのもいいのではないでしょうか。と思わない人でも、応援に来てくださいね!プログラムを以下に貼り付けます。

 田園江田教会(横浜市青葉区で江田駅の近く)の場所とかの詳細は、「田園江田教会」で検索すると直ぐ出てきますから。   Nat


●12月30日追記: 演奏・歌の客席で録音されてたのを、以下のサイトに入れておきます。

https://skydrive.live.com/?cid=2060caee80c1da71#cid=2060CAEE80C1DA71&id=2060CAEE80C1DA71%211247

JAZZ LIVE プログラム 2013
2013クリスマスJAZZ (1)
 

北朝鮮の張氏粛清 - これからどうなる?

  北朝鮮の張成沢(チャン・ソンテク)の処刑。

 昨日、スポーツ報知が「銃殺刑ではなく、餓えた猟犬120匹に食い殺させたとの話もある」と報道(以下のURL参照)し、それがネットの噂の世界では拡がってきている。しかし英語のネットで採り上げている報道も殆どないし、私は「猟犬による死刑」はガセネタではと思う。しかし、そのような話がもっともらしく噂されることにこそ、如何に皆が今回の粛清・処刑を、恐怖をもって受けとめているかが表れていると思う。

 問題は今回の粛清で金正日体制が固まると見るかどうかだ。むしろ、金正日体制は、今回の張成沢処刑を強行しないと持たないくらいに脆弱だったということだろう。その事の我々への意味は何か?それは、張成沢処刑に続き、日本に向けたミサイル発射等の引きつったアクションが近くに起こされる確率が高まったということだろう。尖閣諸島問題の中国は、まだ一応国際秩序の中で動いている。しかし北朝鮮は違う。非常に危ない。   Nat

 
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20131215-OHT1T00136.htm

原発問題 - 欠陥商品であるBWRをどうするのか?

 原発どうする? 自民党政権が、民主党の「原発廃止」の見直しの方向を決めた。私は、情緒的な「原発忌避」でもなく、「原発は必要だから逐次再開」でもなく、「原発やり直し」を主張してきている。福島事故は、自然の原理を活かせる原子力という技術を、人間が傲慢に運用したからこそ発生した「人災」だ。もう一度、徹底的に謙虚にやり直すと、まだ人類の大きな役に立てると私は信じる。

 しかし、今の規制委員会は、「やり直し」ではなく、「応急手当」主義だ。

その最たる問題は、そもそも欠陥商品である沸騰水型原子炉(
BWR)を、応急手当(ベント等設置)だけで再稼働させようとしている点だ。福島も勿論BWRだったから爆発までした。BWRの致命的欠陥は、難しい話だが、例えば以下のサイトをちらっと見て欲しい。実は、電力会社でも東京・東北・中部・中国・北陸がBWR。他の関西・九州・四国・北海道は、比較的大事故になりにくいPWR(加圧水型)だ。本当は、BWR5電力の経営をどんなに苦しくしても、BWRは古いのは絶対ペケ、新しいのも根本的やり直しさせないと危険。しかし、規制委も政府も、BWR5電力に配慮しBWRに甘い。報道も5電力に遠慮してそれを余り言わない。それでは危ないと言いたい。  Nat

 
http://www.asahi-net.or.jp/~pu4i-aok/cooldata3/nuclear/bwr.htm
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