♪♪ NATの独り言 (心・ジャズ)

生きていく上で信じてること。大好きなジャズのこと等

2020年05月

★コロナ:「日本の奇跡」だって?? ナンデ??

★コロナ感染抑制の各国の比較問題。

● ここに来て、急速に欧米の報道で「日本は何故かコロナを抑制していて不思議」といった論調がドンドン増えてきている。5月最初の時点から、WHO内でも「Japanese miracle」などと言われていたが、日本で緊急事態解除したこともあり、そういう話が俄かに増えてきているものだ。それに自信を得たか、安倍首相までもが「僅か1カ月半で、ここまで抑えた、日本モデルの勝利」と自画自賛。

●しかし、私は5月9日の以下の私のブログでも、欧米では100万人あたりの死者数は数百人、しかし、アジア・オセアニアでは数人であるとの明確な違いあり、そして、日本は、アジア・オセアニアではかなり悪い方であることを書いてきている。その時の関心は、日本の対策問題(PCRも遅れ等)で、むしろアジアで成績が低いという話ではなく、アジア全体で死者数が極端に少ないことの疫病学的・免疫学的な背景、いわゆる「Factor-X問題」だった。(握手なし・靴脱ぐといった文化的背景以上に、BCG等も含めて、過去の免疫からのクロス免疫の可能性など。)

●ところが、ここ1週間くらいで、かなり欧米の「Japanese miracle」論が急増。

・欧米の悪い処だが、先進国だけで見て、「Japanese miracle」などという。決して「Asian miracle」とは言わない。ましては、正にMiracleの「Taiwanese miracle」 には触れない。非常にバイアスがある。

・安倍の言う「日本モデル」は何を指すのか不詳だが、PCR検査の大問題もあったし、法構造的にも強制ロックダウン出来なかったが、①専門家会議のクラスター主義が前半戦での爆発防止に奏功したこと、②国民が同調性高くマジメで自粛頑張ったこと、③医療現場関係者の涙ぐしい努力があったことが日本モデルだろう。なら、安倍の自画自賛には違和感ある。

・しかしだ、斯かる「日本モデル」にも拘わらず、5月26日の朝日が掲載している以下のグラフ(グラフの一番下)の通り、相変わらず、死者数(私のブログは100万人あたり、これは10万人あたり)では、日本はアジア最悪なのだ。

・しかし、欧米の報道に引っ張られて、先ほどもTV報道番組で「日本モデルは奇跡と言われています。しかし、奇跡を生んだ専門家会議の議事録がないのはイケマセン」などというトーンで皆が話していて、非常に強い違和感を感じる。
<以下、私のブログ>
http://iamnat.dreamlog.jp/archives/52078681.html      Nat

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★所詮、口だけ・お芝居のトランプの香港問題「対中制裁」

★香港問題での、米トランプの「制裁措置」。

●今回のトランプの制裁は、香港との関税・渡航上の優遇を無くすというもので、結局、「北京への制裁」ではなく、「香港への制裁」になってしまっている。 何故か? 頭に浮かぶ仮説は以下だ:

(1) 北京への制裁は、前に北京高官の米国口座の凍結とかを行ったことはあるが、一番即効性のる報復関税は、既に通商戦争で使ってきてしまっており、曲がりなりにも第一段合意をしたので、ここで元には戻しずらい。無理に戻すと、米国産品の中国買い付けの約束が反故になったりする。そこまでやる気はない。・・・そもそもトランプは別に香港に関心がある訳でなく、香港問題で何か「制裁」らしきことをぶち上げるパーフォーマンスが大事なので、本当に、米国の農産品などで彼の支持層を不利にするつもりは毛頭ないということだろう。

(2) あとは関税以外で北京を締め上げる手段として、中国のHuaweiなどITの締め上げも、もうやっちゃている。それ以外に、中国政府の米国口座や米国債資産の凍結などは、かなり宣戦布告的で、まさか出来ない。というか、そこまではやる気はない。
 ・・・結局、トランプのは「お芝居」でしかないから。

(3) その替わり、やり易いのは、香港への制裁(関税・渡航等での優遇廃止)であるが、これは香港市民、香港企業、香港との繋がりのある米国企業(トランプの支持層ではない)が苦しむだけ。北京は痛くも痒くもない。・・・唯一、うがった見方をすると、香港市民を苦しめると、香港の暴動などが高まり、そこで北京の鎮圧部隊をおびき寄せ、国際的非難を引き出すという作戦か??

● 以上ゆえ、所詮、選挙へのパーフォーマンスのトランプ爺のやることは、北京はお見通しで、内心笑いながら、何ら躊躇いなく、粛々と香港の中国化を進めるだけの話だろう。・・・マスコミは、以下のような写真と共に「米中激突」と書くが、それは見かけだけと思える。

・・・ついでに言うと、安倍政権は、習主席の国賓招待への未練タラタラある中で、自民党からもそれだけはダメよと反対され、かといって北京に対して行える制裁措置がある訳でない。例により「香港の民主化を守りましょう」とか力なく口走る程度のことしか出来ない。この際、日本には誰も注視していない・・・。   Nat

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★去っていく専門者会議: 最後に「政府は遅かった」と

★本日の専門家会議は、記者会見で、以下のとおり「感染ピークは緊急事態宣言の前だった」と発言した。

●婉曲な日本語にしているが、語順を逆にして露骨に言いかえると、「政府の緊急事態宣言は、感染ピークの後だった」=「政府は手遅れだった」と言っているに等しい。

●5月18日にここでも、私のブログでも書いた通り(注:そのURLが文末に)
①3月初の時点で、尾身氏らが既に「これは怖い新感染症」であると指摘しているのに、安倍政府は穏便な「指定感染症」(既存の疫病の一種)で「平時対応」で済まそうとした。
②しかし感染が拡がり、3月13日には、「指定感染症」では緊急事態宣言出来ないので、特措法を改訂、新型コロナは緊急事態宣言出来るようにした。
③3月24日:五輪の延期決定。
④本日の専門家会議によると4月1日には感染がピークに。
⑤4月7日に漸く、緊急事態宣言
だから、3月の時点で、既に、安倍政権は、専門者会議のアドバイスより、政治的な思惑を優先していた可能性が高い。

●そして、今や、もう緊急事態も解除。いよいよ政府関係者と専門家会議の「力関係」では、99対1くらいに政府関係者が圧倒的になってしまっている。政府としては「感染症のことは大体分かった。感染も収まった。第二の波とかも、もう政府で抑えられるだろ」になっている。安倍・西村の政治の世界。厚労省の加藤はどこかに消えた。本日の専門家会議の記者会見も、慎ましく、尾身先生らだけで行ったものだ。・・・・その中で、尾身先生らは、「政府は遅かったと」、最後に政府をチクっと刺した。しかし、専門家会議ももう実質終了だ。
●今日、専門家会議の議事録がない点が又また問題になっているが、それは前からそうだ。もともと、専門家会議は、政治の道具だったのだから。

●あとは、117兆円の大言壮語の安倍政府と、休業解除競争に突っ走る知事たちの政治ショーが残った。そのなかで、東京は「第一波の余波がジワジワ」、北九州は「第二波」。

●政治家の「勝ち急ぎ」で、経済・国民生活の復帰が却って「急がば回れ」になるリスクが可成りあると懸念する。

5月18日の私のブログ:http://iamnat.dreamlog.jp/archives/52078934.html   Nat

https://www.asahi.com/articles/ASN5Y66NVN5YULBJ012.html

ASAHI.COM
 国内の新型コロナウイルスの感染拡大について、政府の専門家会議は29日、これまでの評価を公表した。緊急事態宣言は感染の抑制に貢献したとする一方、感染のピークは4月1日ごろで、宣言前だったことも明らかに…

★中国の香港の中国化 - もう止めようのない流れ

●昨年11月に、私は本記事の一番下のURLの記事を書いた。中国は、もう香港が従来の金融センターなどの香港でなくなっても、香港の「中国化」を絶対諦めない。だから、香港市民の北京への抗議運動は潰えると予言した。

●今、コロナ問題に便乗して、北京は、いよいよ露骨に香港の中国化に邁進してきた。欧米(そして習さんを未だ日本に国賓で呼びたいかもしれない安倍政権は腰が引けてるが、一応日本も)は猛烈抗議。米国は、香港に、自由主義圏として与えてきた特権をはく奪するだろう。しかし、北京はひるまない。

●極端に言うと、北京は、たとえ、英国が香港に来る前の、貧しい漁村であった香港に戻ろうとも、香港の一国二制度はもう絶対認められない。もはや経済圏としての香港は半ば捨てている。本丸は台湾だ。特に反北京傾向の著しい昨今の台湾への強い牽制が本丸で、香港を甘やかしては台湾が危ういのだ。

●かと言って、米欧も、香港問題で対北京制裁をヤラない訳にもいかないので、やるだろうが、事の帰結は見えていると思う。香港人で、北京支配のイヤな人は、台湾、英国、豪州にでも逃げるしかなかろう。   Nat

http://iamnat.dreamlog.jp/archives/52073765.html

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★韓国の慰安婦問題を常に食い物にしてきた悪い韓国人の話

★韓国の慰安婦団体の前代表が資金流用していた疑惑。悲しい国だ。

●慰安婦問題は、私のブログなどで詳しく何度も書いてきているが、中国東北部等の日本軍拠点の慰安婦は、当時はまだ公娼制だから、日本あるいは朝鮮半島から仕事(お金)で娼婦になった人が大半だ。しかし、中には強制連行された慰安婦もいたかもと思う。そして、私は、その人の受けた苦痛・凌辱感には大いに同情する。

●しかし、朝鮮半島・韓国では朝鮮人慰安婦問題を「食い物」にしてきた朝鮮人が常にいる点が悲しい。

(1) 日本軍は朝鮮人慰安婦を集める能力がないから、朝鮮人の斡旋業者にフルに依存した。日本軍の通達では強制連行禁止と書いてあるが、当然、朝鮮人斡旋業者の中には強制的に連行し、それを日本軍に高く売った悪い奴らが多くいたようだ。

(2)次の食い物#2は、1965年の日韓請求権協定での朴大統領。日本から莫大な資金を得、それで慰安婦等の韓国サイドの被害者補償も全部韓国でやっておくと約束しながら、資金は全部、自分の好きな経済開発に使ってしまったのだ。

(3)そういう食い物にする体質は今でも続いていることが分かった。今回、文政権の下、ついに日本から謝罪と補償をとれると期待して、支援団体に参加した被害者と寄付献金した国民、その気持ちがまたしても食い物にされ、前理事長は別の目的に資金を流用していたようだ。

●その前理事長もそうだが、今でも、韓国では、慰安婦問題が解決しないで、永遠に日本との間で問題として残ることを望む向きがある。永遠に続くと、永遠に食い物に出来るからだ。・・・ああ、何という悲しい国。 

 Nat

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