♪♪ NATの独り言 (心・ジャズ)

生きていく上で信じてること。大好きなジャズのこと等

2020年10月

★菅政権の「温室化ガスゼロ」宣言 ー ちょっと驚いたが・・・

★★菅首相の就任演説。2050年の温室ガス排出ゼロ宣言、かなり驚いた。
●所詮、自民党総裁任期の意味でも、次期衆議院選挙の意味でも「あと1年」の短期政権だし、高邁なビジョンは苦手な菅氏だから、判子廃止、不妊治療保険化、携帯電話料金下げ、といった、大衆受けのする超各論だけを掲げて、1年で成果を見せて人気を維持、「総裁・首相の継続」に持ち込む。この作戦は、よくよく分かった。
●しかし、そういう超各論の1億倍くらいインパクトのどでかい、「排出ガスゼロ」を「本気でやる」という、その手のアドバルーンまで上げると思わなかった。
●ここでは、詳しい論説は避けるが、温室ガス実質ゼロは、単純に「地球を守れ」みたいな層には受けるスローガンであるが、これまで経産省・多くの政治家が逃げてきたのは、これ本気で実現しようとすると、日本経済がひっくり返るくらい、負担が甚大だからである。
● 原発再稼働・新設を通そうとすると、今以上に安全・地元対策が必要で可成りの対策費が要る。石炭火力を許容する為の炭素回収・固定化も可成りの対策費が要る。太陽・風力も無理に伸ばすには、かなりの対策費が要る。
● 菅政権は、それが新しいビジネスを生む成長機会にもなる等と美しく言うが、とどのつまりは、日本の電力コストの急上昇になる。EUには、地場のライン・ガスがあり、仏の原発もあり、域内調達・融通があるが、日本はそれらが何もない。日本では、急上昇する電力コストで、産業の競争力が大きく阻害されるので、韓国みたいに、日本政府が、産業用の電力コストは大きく補助金出して下げるしかない。そうすると、国際的に政府補助による不当国際競争などという国際紛争も惹起する。庶民にも電気代がのしかかる。
●「本気の温暖化ガス実質ゼロ」は、国がひっくりかえるほどスゴいテーマである。それを菅政権が、十二分に熟慮し政治的根回しもする時間もなかったのに、ドーンとアドバルーン。
⇒ でも、アッハッハ!! 温暖化ガスゼロは後30年後のことだ。一方、菅政権は、取りあえずはあと一年以内の繋ぎ政権状態。だから、超長期テーマ関係では、何をアドバルーンで掲げようが、掲げてないのと全く同じなのだろう。それでいて、一部の人には受ける。だから、言った奴の勝ち!
・・・というだけのことなんだろうが、それにしても、はっきり言って驚いたわ・・。ホンマに。   Nat
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★★福島のトリチウム水の「永遠の地上保管」- 東電が自ら選んだ道

★★福島原発の「汚染水」(トリチウム水)の処理問題。
★私も何度も書いてきたが、いよいよ海洋放流に進めるかどうかの瀬戸際みたいで、またまた色々な評論が出てきているから、ここで改めてひと言。
● 「科学的な意見」として、トリチウム水は他の稼働中原発で一定以下濃度を前提に海洋放出しており、また、そもそもトリチウムは自然界にもあるし、福島事故原発からのトリチウム水も、最初から海洋放水していても、全く問題なかったはずとの主張もある。
● とすると、福島の場合、事故直後から発生したトリチウム水を、全く問題ないのだからとして、直ぐ海洋放出始めていたら、こんなことにならなかったとも思える。しかし、東京電力は実際にはそうせず、地上タンクに保管始めた。しかも、東電自身が「汚染水」と呼んで保管始めたのだ。「汚染水」として保管始めたら、それは、ほぼ永遠に放流させてもらえなくなるのは当たり前である。「即、放出」か「永遠に保管余儀ないか」この二択に近い話であったと私は思っている。
●では、東電がなぜ「汚染水保管」を選んだのか?
(1)他の稼働中原発から出て来るトリチウム水は、冷却水、要はお水に中性子が当たってトリチウム水に変化したものである。自然界にあるトリチウムで水を作ったものとも変わらない。
・・・ところが、福島の「汚染水」は、先ずドロドロ溶融の炉心を通り抜けた水が大量の放射性物質で「汚染」されたものを、まず保管、その上で、除去できないトリチウム以外の放射性物質を除去した後の「除去後トリチウム水」であるという違いがある。出来上がり結果は、他原発のトリチウム水と実施同じでも、感じは大違いだ。譬えていえば、水洗トイレの下水から汚物除去して飲料レベルにまでした水みたいなもので、もはやウンコは微塵もないと言われても、飲む気がしない、それみたいなものだ。
・・・その上、放射性物質を除去したと言われた「除去後のトリチウム水」に、実はまだ放射性物質が残っていた事例も報告され、「まだウンコの残った飲料水」的な疑心暗鬼を生んだ。
・・・東電も直ぐに海洋放流をしたかったであろうが、そうする前に、①放射性物質の除去、更に、②トリチウム規定濃度以下への希釈、この2段階の処理が必要で、だから、東電は先ず「汚染水地上保管」を始めざるを得なかったのだ。
(2)しかし、上記の2段階をあっと言う間にやって、すかさず、海洋放出する手もなかったではない。
・・・しかし、東電はそれもしなかった。2段階処理の為に一旦地上保管を始めたら、即、2段階処理しても、反対の声が上がるのを知っていたからだ。なら、その時点で、速やかに反対の声に対処していれば、早期の海洋放流が出来ていたかもしれない。
・・・しかし、東電は「反対の声への対処」も先送りした。敷地一杯にタンクが並ぶまでは、問題先送りしたのだ。
●以上の(1)と(2)で、結局、東電は、自ら「汚染水の永久保管」の道を選んだことに等しい。
・・・そして、敷地一杯になってきた今、漸く、地元の漁業者への「風評被害」対策に乗り出している。しかし、もうかなり遅い。
・・・ここで、相当額のお金を払ったら、風評被害は政治的に解決できるのか? それとも、お金での解決が進まず、更なる保管の時間を要することになるのか、それとも、米国のスリーマイルで結局(少量だったからだが)、地元反対で川ではなく、大気放出させられたのと同じ道筋にしかならないのか、まだまだ、分からないと私は見ている。
・・・それというのも、結局、東電が自ら選んだ道なのである。    Nat
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★マイナカードと免許証の合体? かなり笑えるね・・・・

★マイナカードを自動車免許証と合流するって?・・・計画内容を良く調べてないけど、瞬間的に笑ってしまった。


(1)前にも書いた通り、そもそもマイナンバーは、納税のID番号として導入され、脱税防止などで威力あるのだが、それをIDカードにする意味不明だったのだ。番号を取引や納税の際のIDとして書かせる・インプットさせるのは意味があるが、携行するカードにして何の意味がある??・・・総務省の思いつき的愚行だった。

(2)次に免許証は写真つきで携行して警察にチェックされる際に提示する意味あるが、ICカードにする意味は、これまた、マイナと同じく殆どない。・・・何? 住所変更したら、マイナに住所変更届け出したのが、免許証にも自動的に適用され、免許証の住所変更しないでいいって? 住所変更って年に何度もしないから、そんな利便性は誤差の範囲だ。

● それよりICカード化したら最高なのは、10年前から言われている健康保険証だ。ICカードに病歴・過去のカルテ・処方歴のデータ全部がクリニックに行くたびに自動的に入ると、全国、どこのクリニックに行っても、ICカード保険証の提示で、既存データがそのクリニックで瞬時に共有されるところから診療が始められる。・・・・しかし、医者たちは反対する。自分の患者を他の委員に瞬時シフト可能にされてたまるかというセコイ腹もあるが、そもそもカルテの電子化そのものに抵抗するんだから、ICカードにする以前の状況だ。あと、個人情報の過去の病歴などが漏れるとかいって不安を煽る奴もいる。・・・だから、ICカード本命の健康保険証は永遠にICカードしない。

●そこで、ICカードにしても意味ない同士のマイナカード(総務省)と免許証(国交省で自己完結)で、超無意味な合体をしようとするらしい。これ、笑えるというか、少なくとも苦笑の対象にはなるね。(私、計画の研究してないで苦笑しているだけだから、ちょっと見過ごしてる何か意味ある点あれば、教えてください。)    Nat

★★追記: 今、TV報道で、韓国などが免許証は既にスマホの中にデジタルで入っているとの話があった。それなら非常に意味ある。しかし、免許証やマイナナンバーを、プラスチックのICカードという「物体」に乗せるのは、もう完全に時代錯誤だし、そうする意味は全くないと、言っているのだ。

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★高レベル放射性廃棄物最終処分地の「文献調査」の茶番

★★ 原発からの高レベル放射性廃棄物の「最終処分場」の選定に向けての文献調査に、北海道の超過疎の村、二つ(寿都町、神恵内村)が名乗り出た件。
● 東洋経済オンラインは、なんと5ページも費やして長々と書いているが、もう読むのもメンドくさい。
● 二つの超過疎村としては:
(1)どうせ20年くらい先にしか処分場の最終決定はされない。
(2)その上、当面、北海道知事は反対していて、所詮、文献調査しても、本当に自分らの村が処分地になるまでの道筋は遠い、というか、実際に、そうなる可能性はかなり低い。
(3)しかし、文献調査に応じるだけで、なんと、20億円のご褒美を国がくれる!!!
ということで、この二つの村は国から20億円をもらうだけ。一方、道知事は政治的見え方として、当分反対を貫くだけ。それだけの話。
●既に日本中に同廃棄物(と、どう見ても、再処理されず、そのまま捨てるしかない使用済み核燃)というものがあり、国内処理しか手がないのだが、現代の政治家は、国も、都道府県も、町も村も、自分が死んだあとの話という気分で、集団無責任のまま、ずっとダラダラやっているだけ。その途中で、国のお金を北海道の過疎村などがタンマリ享受する。
・・・というだけの話。クダラン。   Nat

東洋経済オンライン記事

★★トランプに副作用?? 

★★トランプ大統領に服薬されているステロイド薬デキサメタゾン。副作用が「気分変動」「攻撃性」「錯乱」だって。ならば、トランプの場合は、副作用が全く分からんだろうな。元々、「気分変動」「攻撃性」「錯乱」の塊りだから。  Nat

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