★今回のCOP26会議に向けての事務局の取り纏めが報道されているが、相変わらず、最大の排出国である中国とインド(米に続き3番目)の歩みがノロイ。
・・・・中国は、2060年までには、ネット炭素増をゼロにしましょう、、と言う看板掲げているだけだ。またインドは、2030年には2-3割減らしてボチボチやりましょう、、、と言うに過ぎない。ただ、会議に顔出すだけ、出さないよりはマッシだが。
・・・・そして、二位の米国含めて、これらのBig-3放出国は、みな経済成長率が数%以上と高いので、基本的・構造的に、炭素はドンドン増える一方だ。
・中国は、人口も多いから炭素が多いのだが、石炭利用が突出してるので、一人あたりでも、「途上国」の割には可成り多い。
・米国は、自動車のガソリンがスゴイ。だから、必死にEV化を掲げている。
● そんな中で、経済成長率もゼロで、ほうっておいても炭素は増えない日本が、資源もなく、国土もない中で、石炭ヤメレと言われ、原発も難しい、停電の常態発生を覚悟で、太陽と風だけで生きて行こうなどとしているのは、世界の中では、とっても可哀そうな国になりつつある。
・・・・日本の排出シェアである3.2%が半分に減って1.6%分、世界に貢献しても、中国が1~2年で10%経済成長しただけで、2%位増えてしまう。あ~~あ。 Nat