♪♪ NATの独り言 (心・ジャズ)

生きていく上で信じてること。大好きなジャズのこと等

2021年11月

★オミクロン ー ダダ洩れで侵入の日本

★昨日から、日本だけは、オミクロン嫌疑の入国者の入国禁止せず、入国後の経過観察なんていうナマぬるい手段しかしない、その背景に関する意見を書いた:    http://iamnat.dreamlog.jp/archives/52092652.html
● その後の報道見ていても、皆、評論家的に懸念をコメントするだけで、政府を突き上げる動きは弱い気がする。日本人は、いつも「しょうがない・・」なのか?
(1)オミクロン嫌疑の入国者を、日本に入れてしまうのが、私からすると唖然だ。日本は、世界の中でも異様だ。
(2)そして、空港で、入国者への足止め・ご迷惑が最小になるように、PCR検査は諦めて、唾液からの抗原定性検査をするみたいだ。しかし、前から成田などでの抗原定性検査の精度が低い点が「ザル」になると懸念されている通りだ。
(3)次に、抗原定性検査で取り敢えず「陰性」になった人は、トレースが出来る状態での入国をしてもらうが、これまでも、誓約させても、皆、特に仕事のある外国人などは、言うこと聞かないことが、問題になっている。・・・・これまでも、緩くて問題あった、「陰性入国者へのその後のフォロー」体制、今回、オミクロン問題で、その点が大きく改善されているとの報道は全くない。
● 以上の通り、オミクロンは、実質、日本にはダダ洩れで入ってくると懸念される。もし、皆さんが、今回の岸田政府の対応は一味も二味も違う、という根拠をお持ちなら、教えてほしい!
※追記: 成田の検疫官の体制が弱く、入国後のトレースはとても出来ない・・・との検疫官は嘆くが、そんなら、諸外国みたいに、最初から入国禁止、ビザ発給停止、にすればいい。急に、日本に来れなくなった人には、多少とも迷惑はあるが、日本中にオミクロンが拡散するリスクのほうが1億倍くらい重大だ。  Nat

★★ と書いたら、本日(29日)、午前に、漸く、原則入国禁止にしたみたい。
、「OMICRON COVID-19」というテキストの画像のようです
1Kuroi Yoshihiro

★日本だけは、オミクロン・コロナに、入国禁止しない: なぜでしょうね。

★オミクロン・コロナへの、入管対策。
・・・諸外国では、入国そのものへの厳しい制限が始まっている。例えばイスラエルでは、全外国人の入国禁止。韓国でも、オミクロン発生国からの入国禁止だ。
・・・しかし、日本は、まず日本には入国させて、経過観察だけ。
● 岸田首相は「強い危機感で対策」とか言っているが、専門家の多くは、既に「日本は甘い」と言っており、むしろ、岸田政権に対して「危機感」を表明している。
● 問題は、なぜ、日本はこうなるのか?だ。
(1) まず、稲作農耕民族は、ムラ内部の人騒がせな奴には厳しいが、外乱、特に台風や疫病など外から来る自然災害には「しょうがない」といって過ぎ去るのを待つ文化がある。そして、外乱の中でも、他国の侵略は、朝鮮民族の場合は、侵略・征服され続けた歴史があるので、諦め観もあるが、その反面、強い反発もある。しかし、日本は、戦後の米軍駐留以外、そういう体験もなく、「外乱」全般に対して「しょうがない」感が、世界でも異様に強い文化と思われる。・・・オミクロンも「抵抗しても、しょうがない」のだろう。
(2) 次に、入管(国交省・厚労省)の官僚論理はこうだろう。突然、日本への入国を禁止すると、入国予定者に混乱が生じる。そういう混乱は避けたい。
・・・・しかし、オミクロンを日本に入れてしまって、オミクロンが日本で爆発した場合の混乱は、突然の入国禁止の混乱の1億倍くらい深刻なものとなろう。
・・・・官僚は、目の前の見えている混乱は回避したい。それの責任取らされるのはイヤなのだ。しかし、その結果、もたらされるかもしれない混乱は、まだ未定だ。そうならないことにTake chanceしたい「未定の混乱」に過ぎない。しかし、目の前の混乱だけは回避したい。・・・これが官僚の論理だ。
・・・・ 韓国などでも同様の官僚の論理はあろう。しかし、日本の官僚に、これが取り立ててヒドイのは、上記(1)の日本の平和ボケ的、稲作農耕民族文化だけで、説明がつくのだろうか? どうだろう?? 
★ オミクロンが大流行すると、こんな、日本の文化特質、官僚の性癖などを悠長に議論している場面ではなくなるので、今のうちに議論しておく。どうだろう?? 皆さん。   Nat


★石油も太陽光パネルも高騰 - 温暖化対応もそろそろ見直しの時期

★これも、もう一度 言う!(土曜で仕事お休みだし・・)
・・・「脱炭素の現実に目覚めよ!!」 と。
● ファンタシーに生きる、超ナイーブな環境派は、これから世界中のエネルギーの大半は、美しい太陽光と風からの力で賄われる、それを計画的に進めると、世の混乱、コスト高騰なども抑えられ、人類は美しい世界に進んでいく・・・と、イメージしてきた。 
● しかし、私は、ここで何度も何度も、環境派・欧州主導の脱炭素の手法を世界中に強要すると、世界の至る処で、エネ・電力不足・供給切れが起こり、エネ・電力の異様なコスト高騰を必要以上にもたらすと警鐘を発してきた。
・・・そして、私の強く懸念してきたことが起こり始めている。
(1)現在の石油や資材の価格高騰は、勿論、直接のトリガーは、コロナからの景気回復がもたらすサプライチェーン復活のチグハグなのであるが、特に化石燃料の高騰は、背景に、これらがいわゆる「座礁資産・資源」にされつつあることがあると私は考える。
 ・・・環境派・欧州の性急・強引な主張で、もう化石燃料は出来るだけ早くヤメロ、であるから、米国のシェールを含めて、化石燃料資源の追加供給への投資・取組はストップだ。だから、中長期的に、残された資源・供給がコスト高騰していくのは、当たり前である。今回の石油高騰が一旦収まっても、次のトリガーで、また高騰していくのは必定だろう。そして、価格だけでなく、石油・石炭・ガス、供給そのものに不安が高まろう。当たり前だ。
(2)今朝の日経に報道されているが、太陽光パネルの価格高騰中。環境派は、今は、太陽光設備は高くでも大量生産でコストは下がると期待してきた。組み立てコストは大量生産で低減していくだろうし、現在の高騰には、中国におけるシリコン供給トラブルやウイグル問題などの短期的トリガー要因もあるが、世界中で、皆が太陽光パネルを求めると、材料のシリコン代を含めて、需給原理で、中長期的にはコストアップしていくリスクが高いだろう。
★ というのも、人類が産業革命以降200年かけて構築してきた、産業レジームを、一気に、環境派・欧州の望む狭い方式に無理やり押し込もうとするからだ。既存のレジームは禁じ手になり、そうなるとレアものになり価格高騰。新規のレジームは皆殺到して価格高騰。そして、エネ・電力の供給切れが世界中で起こるのだ。当たり前のことが起こりつつある。
★ 人類の温暖化問題対応は、これからは:
1)世界全体で、地域ごと・国ごとの炭素削減数値目標を決めるが、削減の手法(ハイテック石炭・CCSなどもありか等)は、個々の地域・国に任せる
2)しかし、上記の通り、旧エネも新エネもコスト高騰したり、また、予想外の様々な障害にも直面し得るので、人類は、炭素削減が目標通り進まず、温度が2度以上上がってしまうケースもあり得ると想定、 いわゆる「適応策」(気温上昇と共生するための様々な施策)も真剣に進めることだ。欧州は、大変ズルく賢く、実は、適応策も、日本より遥かに早く取り組んでいる。
・・・以上をするべきと言っている。
その為、今般の石油価格高騰、太陽光パネル高騰が、ファンタシー環境派の目覚めになってほしいと思う。    Nat

★日本政府のバランス・シートの右側しか見ない、国民に見せない財務省

★皆さん!! もう一度、言います。(昨日の私の投稿、ご参照:
・・・財務省も、日経新聞も、さすがに企業のバランス・シートを見る時は、負債だけ見て「負債」が大きいね、、などとは言わない。勿論、資産も見て、差し引きでの純資産を見る。それで、資産や負債で、実質価額が簿価と可成り違うものは、調整計算もする。
・・・しかし、こと、日本政府のバランス・シートになると、突然、負債の数字しか見ない。見せない。この不可解は、何なのだ?? 公開質問状を出したい。
・・・・財務省・日経の言うことを譬えると「皆さん、XX株式会社の負債、XXX億円にも膨らんでてアブナイですよ、株は買わないほうがいいですよ!」という感じになる。その会社が、どんなに潤沢な資産を保有していても無視するのだ。それと同じこと。・・・そうやって、日本政府財政への危機感プロパガンダをしているのだ。
・・・・しかも、財務省が、なぜ、そうするかというと、日本のことを思って言っているフリをしているが、財政危機感は高まれば高まるほど財務省の利権の力が高まるからなのだ。
★省益の為に「バランス・シートの右側しか見ない、見せない財務省!!」ーーー強く糾弾したい。  Nat


★財務省の言う「日本の借金は最悪」は全くのウソ - 財政ダントツBestの日本

★財務省曰く「日本の借金はGDPの2.6倍で、イタリアが1.6倍、米国が1.3倍・・というのに比べて突出している」。
(1)先ず、財務省は、いつもこういう時に、「日本」の借金という。しかし、これは、日本の中央政府と地方政府の借金で、「政府」の借金であり、「日本」の借金ではない。金額で1400兆円(中央政府1,000兆円、地方など400兆円)あるが、誰からこれを借りているかというと、日本の国民・企業の貯金と日銀からだ。だから、国民・企業・日銀が政府に1400兆円貸しているだけなのだ。国がどこかの外国などから借りているわけではない。なのに、財務省は、わざと「日本が借りている」とウソを言って、国民を脅かす。
(2)次に、財務省がなかなか見せない、日本政府のバランスシートをお見せしよう。平成30年度(真ん中の列)で見て、政府は、金融資産を400兆円、その他の資産270兆円、総計670兆円の資産を保有。一方の右側の負債は国債990兆円を中心とする1250兆円。純資産がその差で▲580兆円だ。・・・しかしだ、国債990兆円のうち、約500兆円は国の機構である日銀が持っているので、それは見掛け上の負債とすると、純資産は実質ほぼトントン。要は、日本政府の純借入れはほゼロということだ。(注:非金融資産の270兆円は、土地・建物等でその簿価で直ぐ売れるか?問題はあるが、それは企業会計でも同じ。少なくとも会計上、日本政府の純借金は、ほぼないのだ。)
・・・一方で、以下の米国のバランスシートだが、2020年末の国債が21兆ドル(2200兆円)、他負債入れて、総負債33兆ドル(3500兆円)もあるのに、資産は6兆ドル(660兆円)しかない。しかも、国債21兆ドルのうち、FRB(連銀・中央銀)保有は2兆ドルしかないから、要は、右下の純資産▲27兆ドル(3000兆円)は、ほぼ丸々政府の借入れ超なのだ。米国のGDPは21兆ドルだから、米国こそ、GDPの1.3倍の純借入れ、グロスで1.6倍ある。
・・・米国以外の数字を並べられてないので、申し訳ないが、日本みたいに、純借入れが実質ゼロの国は滅多にない筈だ。財政状況が世界一で突出的にいいのが日本なのだ。
★ゆめ、財務省に騙されないように!!!!
(※ なお、上記の議論は、政府のバランスシートであって、国の対外純資産論とは別。勿論、日本と中国は、その部門でも抜きんでいて秀逸だが。) Nat

★★11月27日加筆: 今朝の日経に、また今回の赤字国債発行で、「日本の政府債務の悪化は進み、GDP比で米国の倍と、主要国最悪の状況が続く」と、全く本質を見ない、財務省の広報室のようなことを書いている!! 純債務・実質債務はなく、主要国中ダントツ・ベストが実態だ。 261811827_4577574538988414_518971722417243406_n261456118_4577574732321728_5470947552182623287_n

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