♪♪ NATの独り言 (心・ジャズ)

生きていく上で信じてること。大好きなジャズのこと等

2021年12月

★共産党中国政権は、日本に、どう脅威なのか??


★暫く前、中国政府のウイグル民族等への人権蹂躙罪に抗議して北京五輪への外交ボイコットすることが国益にかなうか?につき書いた。
・・・・今日は、それを更に拡げて、そもそも、中国の共産党支配とその世界覇権主義に、日本は本気で立ち向かうべきなのか?につき、考えたい。
● 北京政府が、中国の国民を監視したり、反政府意見を抑圧しても、日本人としては、自分には関係ないことだ。ウイグル民族、あるいは香港、更には台湾に強権支配を及ぼしても、それが日本を巻き込む戦争にでもならない限り、別に日本人に直接影響ない。アフリカの国をお金で支配しても、普通の日本人としては、これまた関知しない。・・・これが、普通の日本人のセンスだろう。
● では、日本人としては、北京政府が何をやろうと、影響なく、関知しないのか?
・北京政府が、サイバー犯罪集団を動かし、日本人のデータ・情報に不正アクセスする。・・・これは、ヤメてほしいだろう。
・日本企業が国際商取引で中国企業と競争している時に、その中国企業が北京政府からの特別補助により取引を奪ったら、日本企業は憤るだろう。
・そして、勿論、北京政府が台湾有事などで日本を巻き込む武力行使に踏み切った場合、日本としては慌てふためくだろう。
● そのように、所々で、北京の強権的な国家主義の弊害に遭遇すると、或いは、中国との武力抗争に巻き込まれると、その時には、日本人・日本企業も憤慨したり、慌てたりする。・・・しかし、そうでない限り、多くの日本企業は、中国を顧客、あるいは仕入れ先、つまり「重要取引先」として重視し、政治家を含めて、もっぱら中国との「好関係」維持の方を優先する。
● しかし、思うに、日本は、歴史上、一度も強権的・専制的な他国の支配下に入ったことがないから、私を含めて、他国による支配リスクに超・鈍感である。戦後、米国の ”準・属国” になったが、米国が自由・民主主義の法治国家ゆえ、被支配の悲哀の中にいる感覚はない。
● だが、だが、北京共産党政権の世界覇権の野望を良く考えてみる必要があろう。中長期的には、アジア・西太平洋から米国を追い出し、中国の覇権地域にすることを、本気で野望していると見るべきではないか。香港・台湾に留まらない、朝鮮半島も日本も、東南アジアも、共産主義専制の中国の支配下に収めることを本気で野望しているとすると、どうか?
・・・香港までは、元々中国であったので、百歩譲って、目をつぶっても、台湾への強制的征服の野望は、ここで阻止しないと、長期的にではあろうが、次は、朝鮮半島、日本と歯止めが効かなくなるのだ。(ちなみに、台湾は、前に書いた通り、習政権は「祖国統一」等と言っているが、台湾が漢民族政権の祖国の一部であったことは一度もない。そこへの侵略を許すと、次は朝鮮半島・日本になり得るのだ。)
・・・共産党支配の中国の属国になってもいいという日本人は先ずいないだろう。ならば、長期的リスクであっても、今、中国の強権的覇権にはNOと言っておかないといけない。高邁な理念の問題ではない。我が国の主権をリアルに防衛するための主張である。   Nat

※※追記: ★ということで、台湾の蔡総統が、10年後の台湾を思い描くなら、日本は、台湾・日本を含む、10年後、50年後のアジアを思い描かねばならない。昔、日本は、日本を頂とする大東亜共栄圏を思い描いた。今、共産党中国が大中華共栄圏を目指しているなら、日本は台湾等と連携し、自由な東亜を守りぬきたい。

※※追記の追記: ★更に言うと、今の近代の台湾は、日中戦争の日本の宿敵、蒋介石が作った国である。
・・・その蒋介石は、共産党の毛沢東に敗けて、台湾に亡命政権を作った。彼は、日中戦争では、日本に敗けて重慶に亡命政権を作ったが、毛沢東に敗けた時は台湾にまで逃げたのだ。
・・・今、蒋介石が、日和見を決め込む日本を見ると驚くだろう。「あの強烈な日本が、いったいどうしたのか??」と。そして、昔の宿敵の日本が、今では、毛沢東を継いだ今の北京共産党に毅然と立ち向かってくれるのを、あの世から叱咤して見ているのではないだろうか。

ダウンロード 中国










images 台湾










images 蒋介石

★日中戦争 ー 途中にあった講和の機会

★先に、128日、日本が真珠湾攻撃をしてしまった日に向けて、日本が大戦を回避できる機会があっただろうか?につき、以下の記事を書いた。

http://iamnat.dreamlog.jp/archives/52092837.html

http://iamnat.dreamlog.jp/archives/52092885.html

要は、シンガポールで英国降伏させただけで止めていたら、対米大戦回避出来ていたのではという見方だ。

 

● ところが昨晩、NHK-BS1スペシャルで、日中戦争を講和に持ち込めた機会がいくつかあったのを、ことごとく、日本が自分でそれを潰してしまい、結局、日米大戦に入ってしまったというテーマの番組があった。これまで聞いている話と大筋は同じだが、蒋介石の日記などの様々な記録で生ナマしく紹介してくれて、とてもいい番組だった。「歴史にIFはない」のだが、種々考えさせられた。

 

1)上海陥落(193711月)で留めていたら: 第二次上海事変、日本軍は苦しんだが、上海を陥落させた。ここで、南京で中国政府を構えていた蒋介石と、日本有利な講和の機会があった。しかし、日本は南京を攻め、蒋介石は重慶に逃げ、却って「焦土抗戦」路線に追い込んでしまう。

 

2)「爾後国民政府を対手とせず」(19381): 前年から、ドイツの中国大使トラウトマンが仲介の労をとり、講和条件の交渉がなされていたのだが、近衛首相は、蒋介石との交渉打ち切りを宣言。ここで粘り強く交渉していれば、という「歴史のIF」がある。

 

3)日独伊三国同盟(19409): もう苦戦でギブアップ寸前の蒋介石が小躍りして喜んだのがこれ。蒋介石としては、中国の戦力だけでは日本にかなわないので、英国、そして最終的には米国を対日戦争の味方に引き入れるしかないと思っていた。ところが、欧州で英国と戦っていたドイツと日本が同盟を結んだというニュースが入る。蒋介石としては、これで英国・米国を味方に引き入れられると読み、大喜びする。一方、日本は、欧州戦線でのドイツ勝利を過信し、自ら、英と、ひいては米国との戦争の道となる三国同盟を選んでしまった。蒋介石が大喜びしていることなど、つゆ知らずにだ。

 

4)汪兆銘政権承認(194011月):日本の外務省が、再び、蒋介石との交渉を進めていた時に、軍部がそれに見切りを付け、日本の傀儡政権、汪兆銘政府を承認し、日華基本条約まで結んでしまう。これがほぼ最後の講和の機会であった。 

 

) Hullノートの一つ前の米国暫定案(194111月): 日本が米国の最後通牒と受け取ったHullノート(特に中国からの撤退を日本に迫るもの)の前に、より穏健な非公式暫定案があった。日本に仏印からの撤退だけを求めるもの。それで講和に持ち込む機会がなかったかは、微妙だろうが、昨日のNHKでは、日本がそれを直ぐ受けない間に、蒋介石が英チャーチルに働きかけ、米国に強硬路線を採らせる策謀をし、それに成功する、ということを紹介していた。結局、日本を真珠湾におびき出したのは、一義的には米ルーズベルトだが、その背景に、更にしたたかな英チャーチルがいたことになる。そして、日本は、蒋介石・チャーチル・ルーズベルトの策謀にまんまと嵌められたわけだ。Hullノートの前の暫定案で講和していれば、と悔やまれる次第だ。 

 

● 以上だが、兵力では日本にかなわないと見た蒋介石が、国際政治を動かそうとするのに対し、変に自分の武力を過信する一方で国際政治力の欠落していた日本(特に陸軍)。その戦いで、前者が勝ったということだ。・・・・これから日本も台湾有事などの極東紛争に巻き込まれていく可能性高いが、かつての戦争の「IF」は大事にしたい。   Nat

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★自衛隊も、中国本土に届く巡航ミサイルを開発!?

★今朝、以下のニュースが出ている。
  記事
・・・要するに、日本の潜水艦から、ついに、中国などの地上基地を攻撃できる誘導型の巡行ミサイルを発射できる体制を目指すという話だ。
●ミサイルは色々な種類もあり、難しいが私の理解は以下だ:
(1) 日本はこれまで専守防衛だから迎撃ミサイルまでは保有してきたが、敵に届くミサイルとしては、地上から艦艇を狙う射程約200キロの国産ミサイル「12式地対艦誘導弾」までであった。
(それより長く飛び相手の陸地に届くものはない。ましてや、弾道 (核)ミサイルはもっとない。)
(2) それを、ここ数年の間に、日本の南西諸島(宮古島、石垣島など)各島にまで自衛隊基地を設営し配置開始してきていた。・・・勿論、中国を意識してのことだ。・・・しかし、まだ基本は、敵の軍艦あるいは戦闘機が対象で、敵の地上基地狙いではなかった。
(3) しかし、昨年、上記12式の距離を1000Kmにまで伸ばす構想が発表されていて、それなら、中国本土にまで届くことになる。それで、「適基地攻撃では専守防衛を逸脱しないか?」「いやいや、それを持つことで敵のミサイル発射への抑止力になる」との議論が今年、国会でも始まっていた。
⇒ そこに来て、本日のニュースは、その1000Kmの巡行ミサイル(潜水艦発射)の2020年代後半の投入に向けていよいよ具体的な検討が始まるというものだ。露骨に「相手の地上攻撃可能なものを」とまでは言わないが、勿論、地上攻撃可能だから導入するものだ。
⇒ 前述の通り、今年には、国会でも「敵基地攻撃ミサイル」の是非論が少しは議論されてきたが、いよいよ、それをモロに可能とする自衛隊の武器の開発が始まる、、、このことの意味を、まずマスコミも充分報道すべきであろう。
・・・そして、問題は以下ではないか:
* そもそも敵国の軍艦・戦闘機に届く誘導ミサイル(12式)を既に持っている、しかも、それを南西諸島各島にわざわざ自衛隊基地を設営し配備しているということは、元々、必ずしも専守防衛に限らず日本から中国の軍艦・戦闘機を先制攻撃できるものを、既に持ったことになる。 ⇒ しかし、設営・配備に当たり、政府が国民に十分説明し、国会でも充分議論がされたとは思えない。
* それが、今回は、距離を伸ばして、中国本土に届くものを作るということだ。⇒ 武力示威でエスカレートする中国、台湾問題の深刻化の今、中国から日本への巡行ミサイル、ひいては核弾道ミサイルの発射への「抑止力」を高めるのは重要だ。米国もこれから極東の中距離弾道ミサイルを解禁する。その中で、自衛隊が何をどこに持つか?ーーー斯かる、日本の安保にとり根源的な問題は、もっと国民的に開示し議論してほしい。
※写真は、現有の「12式」(軍艦・戦闘機狙えるもの) と、宮古島の自衛隊ミサイル基地   Nat

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ダウンロード 宮古島

★韓国との慰安婦・徴用工問題 ー 一旦棚上げでも米日韓共同体制を!

★韓国の慰安婦市民団体が、12月28日、韓国政府に、2015年の「韓日慰安婦合意」が失敗だったと認めて、やり直しを求めているとの報道。

● 慰安婦問題、元徴用工問題、どこまで行っても「解決」あり得ないので、日本側でも ”韓国人はどうしようもない” と諦め、あるいは半ば ”侮蔑” しつつ、「もう放っておこう」になりがちである。私も、「100年位かかるから放っておけ」と、ここでも書いてきた。
・・・しかし、現下の極東情勢に鑑み、最低限の米日韓共同アクションが取れるよう、もう一歩3国間の合意形成に努力すべきと思う。

● そのためにも、韓国側が何故、どこまで行っても蒸し返すのか?の、根深い構造は改めて押さえておきたい。

根っこに、韓国人の「恨」心理問題があるのだが、ここでは1965年の日韓基本条約を巡る韓国人の強い屈折感・憤怒感を振り返ろう。 

・1910年の韓国併合以来の日韓問題を解消するため、日本が朝鮮半島における資産放棄、韓国の国家予算二年分の資金供与することをもって、韓国の対日請求権の完全かつ最終的な解決を取り決めた。

・しかも、日本側から韓国人の個々人への補償を別途しようか?と聞いたのに対し、朴大統領は、国への資金に加えて、個人分も、北朝鮮分も、自分に一括して払ってくれ、自分から適宜その人たちに払う、、と言って、全て ”猫ババ” してしまったのである。

⇒ 以上から、日本政府が韓国政府に対し「慰安婦や徴用工の補償は、65年に終わっている。あとは韓国政府が韓国国内的に支払う筋の問題だ。」と主張するのは、国際法的には1点の曇りもない。

⇒⇒ ところが、ところがだ。韓国では、この65年の日韓条約こそが、一番不愉快なもので、それを理由に、日本が「終わってる」というのが一番腹が立つのである。

*そもそも、日韓交渉は、1951年、日本がサンフランシスコ講和条約に調印した時から始まった。韓国は韓国も戦勝国の一部として、「敗戦した日本」から戦争賠償金を勝ち取りたかったが、米国らから、韓国は日本の施政権下にあったとして、入れてもらえなかった。ここで韓国人特有の「恨」の被害怨念がいよいよ高まる。

*それで日韓の間で、国交正常化の交渉をそれ以降15年も続けて、平行線をたどるのだが、1965年、ベトナム戦争勃発で、米国が対共産勢力の同盟強化のため、日韓条約の締結を急がせた。そこで、朴大統領は、嫌々日本と合意。

*しかし、朴大統領は、それを国内的にはひた隠しとし、日本から、今でいう1~2兆円の資金を手に入れたことを韓国民に一切言わなかったのだ。

⇒ 以上から、今の韓国民からすると、日韓条約なんか、全く関知しない・知らない。言われたとしても、米国から押し付けられ、それに日本が便乗したものに過ぎない。お金はもらったかもしれないが、それは当然のもの、しかし日本が「解決済み」なんて言われるのはあり得ない、、となるのだ。・・・徳川幕府とペリーの不平等通商条約みたいに「憤り」の対象でしかない。

・・・そこで、慰安婦、徴用工問題でも、韓日間で、合意に至れる「共通の基盤」が欠落している。日本は、日韓条約のことは言い続ける必要があるが、それにばかり依拠すると自分が損する。

● では、どうするか? 

1) 韓国の合意への要求は、極端には日本の天皇の謝罪まで含めた、改めての謝罪・補償などだから、それは呑めないし、一旦、収まったと思っても、何度も蒸しかえすだろうから、そういう謝罪・補償はあり得ない。それこそ、100年放っておくしかない。

2) しかし、先日の11月の米国での日米韓3国共同会見の見送りや、
2019年に文大統領が軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄寸前まで行ったこと、そういうのでは、最早全く危険だ。北朝鮮もだが、昨今の中国の覇権・脅威に鑑み、日米韓3国が、最低限の同盟体制を再確認する合意を形成する必要はあると考える。

⇒ この為、恐らく日韓だけでは無理だろうが、65年の日韓条約を実質米国が実現したごとく、米国の仲介(圧力)の下、慰安婦・徴用工問題での「当面の日韓解決」に必要なことを決め、それを実行するか、あるいは「棚上げ合意」、その上で、日韓が、米国の同盟国として、対中国・北朝鮮の安全保障行為をしっかり共同する3国合意に韓国を引きずり込むべきであろう。・・・文大統領では無理なら、次の大統領との間で。

・・・そもそも、同盟関係は、米日、米韓の間の協定しかなく、3国同盟協定はない。そこまで行かなくていいが、ワシントンでの3者共同会見の見送り等は、中国らがほくそ笑むだけで、考えられるサイテーのことだ。

● だから、慰安婦・徴用工は、当座の「棚上げ」でもいいから合意し、最小限の安保3国協定をいまからでも目指すべきであろう。  Nat

ダウンロード 韓国

★名古屋入管のスリランカ人女性死亡事件の映像: 自民議員は「丁寧な対応」に見えると!

★名古屋入管施設に収監されていたスリランカ人女性が死亡させられた事件に関連、入管内監視カメラ映像が、一部だが、ついに国会議員に開示された一件。
● 立憲民主党の有田議員の以下報道に出て来る記録では:【2月24日 亡くなる11日前】「あーっ、うーっ」。何度も「担当さん」。「口から血が、鼻から血が」「担当さん、あー、あー、担当さん、あー、あー、あうー、あうー」と異常なうめきが続く。
・・・・等と、悲惨な雰囲気の記載で、これ読むと、死亡した女性の妹たちが、入管職員を「殺人罪」で訴えているのも分かる気がする。https://news.yahoo.co.jp/byline/shivarei/20211229-00274947
● 一方、参議院で映像を見た、自民党の清水真人議員は、「出入国在留管理庁の最終報告との違いがあるかを注意して見たが、細かい差異はあるものの、大きなそごはなかったという認識で、入管施設の職員が丁寧に対応していたのが印象に残った。」https://www3.nhk.or.jp/.../20211227/k10013406831000.html
とコメントしている。※8月に名古屋入管局長以下4人が処分されているから、「丁寧」なわけなく、自民党としても、そこまで弁護することもないのにね・・・
★野党と与党では、勿論、政治的な立場が違うから、違いが出るのは当然であろうが、こうも違うと、やっぱり、もう国民としては、映像そのものを国民にも見せろ、、、となるね。勿論、政府はプライバシーとか何とか云って逃げ続けるだろうが。
★そして、自民の清水氏が「入管職員は丁寧対応」と「与党発言」をしようがするまいが、恐らく、入管職員が、特にアジア人の場合、結構ヒドイ対応をしてしまっていた可能性を感じるので、日本の官庁がそういうヒドイことをする体質にあるなら、やはり暴いて、改善して欲しいと思う。 Nat
ウィシュマさん死亡前の映像「人格と肉体を破壊する様子まざまざ」立憲・有田議員ら戦慄の内容を報告(志葉玲) - 個人 - Yahoo!ニュース
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