♪♪ NATの独り言 (心・ジャズ)

生きていく上で信じてること。大好きなジャズのこと等

2023年07月

★英語教育はもうAIでやるに限る!

★AIが多くの分野でこれまで人間が行っていた仕事を置き換えるのはもう必須だが、私の期待したい一つは教育分野だ。
・・・将来の日本を担う子どもたちの教育は重要だが、日本では教員の不足、成り手不足が大きな問題になりつつある。
・・・という中で、教育機能でAIが優位に出来る領域は多々あると考えている。
・・・そして、その中でも最もAIに適しているのは、外国語教育、端的に言うと英語教育だろう。
◆ 先ほどTV報道でも少しやっていたが、既に英語教育をマンツ―マンでやるAIプログラムは実用段階でもう結構ある。
・・・発音矯正のELSAなどという米国発のプログラムは、既に無料版も出ている。
・・・英語・語学でなくても、算数・数学でも理科でも歴史や社会でも対話型のAIプログラムはあり得るが、コンテンツの充実にはまだ少し時間がかかるだろう。
・・・しかし、英語教育は、もうAIのベースである大規模言語モデル(LLM)そのものの機能でほゞ出来てしまう。ChatGPTなりBardでは、既に、何かのテーマに関して基本的には文字言語で流暢な対話をしている。それを音声化するだけだ。既に「AIおしゃべりロボット」ならもうある。文法や語法の間違いや不自然さなどをAIが指摘するのも非常に簡単に出来る。
・・・勿論、初歩、中級、上級と、習熟度に応じて熟練させる「Trainingプログラム」を組み込む必要はあるが、既に色々あると理解している。
◆ そして、何よりも、言語習得の基本は元々マンツーマン、一対一なのだが、従来の学校での英語教育は全く教える側の都合で集団教育になっている。それをAIでは、何ら問題なく、完全にマンツーマン、一対一に出来る。
◆ 英語教育AIを現場に導入するのに、巨額のコストもかからないし、デバイスとしては、簡単なタブレットの類とマイク・スピカーさえあれば出来てしまう。
・・・ということで、英語の先生が中期的には失職する問題以外に、殆どハードルはないだろう。あとは文科省のやる気だけだろう。
・・・これで、先進国最低レベルの日本の英語が、大きく向上する可能性がある。
◆一点、AI同時通訳ソフトが普及すると、英語教育は不要になるという人がいるが、それは違う。自分で喋る英語は、同時通訳ソフトが普及しても依然として必要だろう。
・・・ということで、一気に広がることを、私は多いに期待している。  Nat

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★ジリジリ地球温暖化と、異常熱波のサイクルは別問題

★猛暑の件
・・・①平均気温がジリジリ上がってきている件と、②異常猛暑・熱波がサイクルで来る現象は、関係あるが、分けて考える必要があるだろう。
◆最初のグラフ、日本の一年間の平均気温の推移。確かに100年でジリジリと1.5度とか上がってきている。これが、いわゆる「地球温暖化」であろう。主因が人為的CO2かどうかは別にしても、現象的に、ジリジリ上がってきているのは、その通りだろう。
◆一方、二つ目のグラフが、夏の熱波だ。日本の猛暑日(35度以上)の日数(13地点の平均日数)・・・これは、年により2日だったり6~7日だったり、年により変化する。数年おきにグーンと異常猛暑が来る。
・・・長期トレンドで見ると、①のジリジリ地球温暖化の分、猛暑も少しずつ上に底上げされるから、猛暑日日数の長期トレンドも右肩上がり気味であるのは、その通りだ。
・・・しかし、その長期トレンドよりも、数年に一回、グーンと異常熱波が来るのだ。
⇒ これこそが、エルニーニョなり偏西風蛇行の変化なり、という、地球温暖化とはまた別の数年単位の地球気象の大きなサイクル的変化なのである。
⇒ つまり、異常熱波の方は、2023年が当り年になっているが、数年サイクルのエルニーニョなり偏西風蛇行の変化なりが主因である限り、来年とか再来年とかには収まるとも思われるのだ。
◆ 以上から、ジワジワ地球温暖化と、数年単位の熱波などのサイクルは分けて考えねばならない。ずっとこれを言っているのだが、報道機関では、混同が多い。・・・今年の異常熱波のことから「だから、やっぱり炭素減らさねば」とかいうのは、かなり筋違いであろう。  Nat


平均気温 推移_page-0001猛暑日 日数 推移_page-0001

★先週金曜の日銀のニュアンス微修正 - その影響の読み方

★先週金曜の日銀のYCC微修正方針発表
・・・アナリストの反応は二種類だった。
(1) 長期金利1%時代の幕開けの予兆。⇒ 円高へ。企業収益と株価への下方圧力。
(2) むしろ、超緩和(含む:短期金利のマイナス)の維持・継続のために、唯一無理のあった10年国債利回りの制御でもう無理しないという微妙ニュアンス修正にしただけ ⇒ 超緩和の愈々の継続、円安、企業収益と株価への上昇気流の方向。
◆ 私は、金曜に早々と(2)であると、ここに書いた。
・・・しかし、アナリストや私の読みで、どちらが正しいかは、時間と共に答えの出るもので、まだ分からん。
・・・一方、「市場」の反応は明らかであった。
・市場は「みながどちらに賭けるだろうか」を読むゲームだ。アナリスト(1)の読みより、(2)の方に賭ける人が多いだろうと、皆が読んだのだろう。
⇒ 金曜、一旦、株価暴落したが、一気に回復、むしろ、今朝は、今年の最高値33,773円に近づこうという勢いで上がってきている。
⇒ 円ドルもアナリスト(1)の円高読みをアザケ笑うかのように、142円の方向に一気に動いている。
・・・その意味においてだが、アナリスト(1)は「当面、外れ」、アナリスト(2)(私もそっちに乗ったが)は「当面、当り」だ。これからまだまだ分からんが。
・・・アナリストの言うことは、余り鵜呑みにしないほうがいいといことだろう。
※なお、盛んにTV報道でなどで、10年国債の利回りが、0.6%台に上昇しているとか報道しているが、前から実勢ではそれくらいの筈を、日銀が無理な買いオペで人為的に0.5%以下に抑え込んでいたのが、普通に市場実勢が数字になっているだけの話だ。だから、まだ、これから市場長期金利が1%に向かって上がっていくと読む段階ではなかろう。  Nat


日経平均 為替_page-0001

★愚息2代目が潰した会社の好例になりそう - ビッグモーター

★ビッグ・モーターって、以下のチャートの通り、中古車買い入れ業として、ガリバー(現IDOM)と並んで、売上規模的には2強みたいだが、お薦めランキングでは、もともとなかなか上位リストに入らない業者だったようだ。そうだろね。images (6)
◆ 中古車市場3.5兆円で、その14%を占めるビッグ・モーターの5千億円が、他業者に流れると、市場構造的にはインパクト大きいが、吸収できない規模でもなさそうだ。
・・・当面、頭に来た国交省と金融庁から、車検・修理業、自動車保険代理店業を停められるだろうし、皆、顧客も当分、ビッグモーターでの買取りイヤだよね。実質、潰れる方向か? ・・・愚息2代目が潰した会社の典型例になりそう。 Nat


車の買取りお薦めランキング_page-0001

★今年度版の防衛白書 - 当然だが一歩一歩の記述

★令和5年版の「防衛白書」が出た。
・・・コピー:白書Pdf
・・・毎年出るものだから、一年たっても画期的に変わりはしない。
・・・ 昨年版同様、ロシアのウクライナ侵略から始め、諸外国の情勢でも冒頭に米国、そして次に昨年も今年も「中国の状況」に全体の2割ほどのページを割く。
・・・中国の脅威については、今朝の日経新聞報道では、令和4年版より5年版のほうが懸念の表現を強く書いていることと、また、「中国と台湾の陸海空の軍事力を比較する表も載せた。」と恰も初めて載せたかのように書いているが、それは令和元年以来、毎年同じ表が数字を更新だけして掲載されているだけである。白書では、もう何年も前から、中国の台湾武力侵攻のリスクは認識して書いているのだ。
◆ それで、はっきり言って500ページ近いものを、毎年発行するので、事務局は当然前年の原稿を下敷きにして加筆修正して纏めるから、構成的にも毎年同じようなものになる。
◆ 但し、昨年末に日本政府が中期の防衛戦略を大きく増強し、自衛隊の継戦能力の改善(弾薬も部品も実は足りない張り子のトラとかだったのを遂に改善)や敵地反撃能力などを戦略に加えたので、その点はどう反映されているか見てみた。
【1】 弾薬などが実はまるで足りなかった問題は、国民もみな、それではイカンと思う問題だからだろう。しっかり、弾薬の充実を添付のように書いている。最初の添付をご覧あれ。
【2】一方、敵地反撃能力はどうか? 二つ目の添付の通り、スタンドオフ・ミサイルは絵も描いているが、文章中では「相手の領域において有効な反撃」が一行入っただけで、「中国本土の人民軍拠点なども」と読めるような生々しい話は避けている。・・・まだ日本国内の政治においても色々あることが、反映されているのだろう。
・・・まあ、いきなり防衛省が「敵地反撃能力」につき鼻息荒くされても、国民に懸念ばかりが生じるので、今年の白書はまあこんなもんだろうか。 しかし、白書の読者は国民ばかりではない。白書が圧倒的にページ数を費やしている中国に読ませるものでもある。既に、中国政府は、今回の白書の中国部分は昨年の語調を強めた程度なのだが、早速、反発している。
・・・ならば、どうせ日本政府が敵地反撃能力を増強し、中国の武力行使への抑止力にするのなら、来年の白書くらいでは、想定読者の中国を意識して、もう少し抑止効果のある文を書いてもらいたい気もする。

   Nat


防衛白書 弾薬確保_page-0001p283 防衛白書 スタンドオフミサイル_page-0001
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