★石破総裁の誕生で、まあ皆さん、色々言っているね。
・・・中でも、いつも私が眉をひそめる株屋さんらも、色々言っている。
◆ それより株屋さんのコメントで、ああそう思うのね?!・・・と感じるのは、石破氏の金融所得税強化が、折角、岸田政権で「資産運用立国」という雰囲気になってきていたのに水を差さないか??? そして石破氏は増税主義で景気に水を差さないか???と、株屋さんとしては心配して身構えていることだ。
・・・私の見ている所では、石破氏はもともと防衛屋さんだし、今般の人事でも、小野寺氏、岩屋氏、中谷氏という元防衛大臣をずらっと並べて、誰が見ても露骨に「防衛・安保シフト」である点は、へ~~~ぇ!!と思うが、株屋さんが騒ぐほどに経済面では露骨な動きにはなるわけもなかろう。
・・・そもそも政治家はホントに政策を本気で実現する人たちというより、「政策的な色」をチロチロ見せ、皆の反応などを伺いながら、少しづつ自分の権力ポジション作りをしていく人たちであろう。石破氏のチラつかせてきたことも、こと経済関係では、総裁選に向けた「色」をちらっと見せるものに過ぎないだろう。

・・・そもそも石破氏の金融所得税強化は庶民のNISAには影響しないし、「富裕層くらいから少しくらい税金多めにもらって、防衛強化とかの財源ししたっていいじゃん???」程度の話だから、気にすることない。

・・・株屋さんには、もう少し落ち着いて、見守ることをお勧めする。
◆ それより、米国に自衛隊の訓練用基地を持たせてもらい、日本の米軍基地の地位協定問題を、意趣返しする、との石破氏の案。・・・これは以前からの彼自身の案だから、これはもしかしたら、ちょっとは本気で言いだす可能性あるね。・・・更に、日米安保体制の改訂(より相互防衛的な関係)まで考えており、アジア版NATO、核共有化まで触れており、これらは、石破氏のことだから、かなり本気で展開しようとする可能性もあろう。・・・株屋さんには分からないかもしれないが、そっちは、持って行き方間違えると、米国の大統領もどちらになるか分からない今、日本の行方に多大なる影響があり得る重要事項であろう。
Nat
