★北朝鮮の金委員長 vs トランプ大統領。どうなるか。
● 金正恩は、親子3代にわたり、まさにパラノイアのように米国の脅威への対抗策を、寝ても覚めても考え、一途にそれを推進して、ここまで来た。そして、トランプに会うに先立ち、先ず中国と握る今回の電撃訪中も、狡猾に計算し尽くしたものと理解する。
● 一方のトランプはというと、頭の中は、熱狂的支持者をいかに喜ばすかのみ。それの障害になる側近・閣僚はみんなクビ。「成果」としてTwitterに書き込めるような「手柄」を急ごしらえすることにのみ集中している。韓国との今回のFTA改定の「合意」も、殆ど意味のない自動車関係の みせかけ合意等だけの「お笑い内容」で、ほとんど「Twitter発表用」でしかない。それを、以下写真の11時間前のTwitterで「米国と韓国の労働者にとりGreat deal !」と自己宣伝。
● その上、17時間前の二つのTwitter。一件は、「中国の習さんから連絡もらったわ!」というものだし、もう一件は「朝鮮半島の非核化、これまでの大統領には無理だったけど、今回、金さんと上手くやれそう!楽しみ。」彼にとっては、北朝鮮問題も、彼のTwitterネタ、受け狙いネタでしかない。
● 親子3代の怨念と宿願を抱え狡猾にトランプをおびき出す金正恩、対する相手は、Twitterに精を上げる受け狙いのショーマン老人のトランプだ。茶番の韓国FTA改定並みの「人畜無害な金・トランプ合意」をするなら未だしも、とんでもない握りをしてしまう怖さが一杯だ。周りでそれを止める側近も、もはや誰もいない。
● それに対して、もとより完全埒外・無力の日本。安倍政権は昭恵さんにかき回されて、国内でワヤワヤ。しかし、世界は危うい。 Nat