★最近、日本社会の劣化が激しいと書いてきた。なかんずく、日本政府の機能不全は目に余る。
●経産省が原発の建て替えをエネ計画に盛り込むことを完全に「日和り」、3年間、問題を先送りすることを決めたとの報道。
●福島東電の事故、関電のお粗末、等で、国民の原発への信頼が回復出来てない中で、老朽化する原発の建て替えを提案すると、国民の批判を浴びるのが、経産省としてイヤだということのようだ。
● 日本の電力会社の原発施策は信用できないのはそうだろう。それでも、日本の電力は、特に石炭を魔女狩りするなら、原発を新しい安全基準で出直してでも、ベースに据えていかないと、日本中の停電状況を回避できない。このことは、経産省の役人の本音では明々白白だろう。ならば、ここからは、役人の信念で:
・3年以内に、東電・関電らで失われた国民の信頼感を回復する諸施策を集中する。(恐らく、究極的には、国営原発会社に集中するしかなかろう。)
・40年以上の老朽化原発は逐次、新型に代替する大方針を打ち上げる。新型の中には、米で試行されているSMR等の新技術も鋭意検討。
・燃料サイクルは、もう再処理は断念。使用済み核燃の直接投棄に大方針転換する。
と言った施策を明確化し、それでもし国民や野党がブーブー言うなら、その批判をどんと受けとめ、信念と専門性で説得していく。・・・・なぜ、こういうことが出来ない???    Nat
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