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★追記★
◆ 政策集を見ると、3つの重点政策の2番目の「食と健康、環境保全」とあり、その中身で、有機農業が出てくる。特に、神谷氏の演説で強調。選挙直前では、ネットの雰囲気で「参政党=オーガニック」イメージが広がったと思われる。
◆ 参政党の言う有機農業・農法は、要は①有機肥料、②農薬利用以外の方法での害虫駆除、だ。
ということは :
①肥料は化学肥料使わず有機肥料(たい肥)を使う
②虫よけの農薬は使わないで、牛乳・お酢のスプレーしたり、LED照射などで害虫駆除するのが普通だろう。
・・・自然の中と同じ状態で育てて、たい肥も、LEDなどもしないのが「自然農法」だが、これは大変な労力が要る。
・・・一方「有機=オ-ガニック」は、別に出来上がった作物の毒性や栄養などで、通常の農法と有意差がある訳ではないが、「何となく良さそう」という「オーガニック信仰」なのだ。つまり:
・たい肥は、自然にはある訳でなく、著しく「人為的」なものだ。本文に書いた通り細菌の巣だし、場合によって化学肥料よりも、植物を歪める。
・虫よけも、LED照射までするが、農薬同様、自然な昆虫などを遮断し、これが日本中に拡がると、生態系を歪める点では、農薬と変わらない。
・・・要は、化学肥料、農薬という人工的な物質を使わず、雰囲気的に「より自然っぽい」やり方でやるだけで、却って欺瞞的な手法ですらある。
・・・その結果、出来たものがより安全なわけでもない。まさに「オーガニック」な宗教信仰でしかない。
・・・そういうものを、日本中の農業に国家政策として強要していくと、日本の農業の歪み、あるいは生態系の歪みが起こる。参政党が超マイナーで自己満足で言ってる段階ではいいが、政治的勢力を増すと、社会に実害をもたらすだろう。 〆