★都知事選挙 --- ちょっと一言、追記。
◆日本の保守的二大政党は、自民党と立憲民主だ。
・・・えっ? 立憲民主も保守? と思う人もいるだろうが、私の分類では勿論、立憲民主も完全な保守だ。
◆自民は今回の安倍派以下の政治とカネの問題で、大きくオウンゴール、勢力の大きな後退の機運。
・・・一方、という自民の敵失で、この際、立憲が勢いを増してくるのは日本のためにならんと懸念していた私だ。そして、我らが市民が遂に立憲に引導を渡すためには、もう一回、政権を運営させてみて、2013年に国民が当時の民主に大失望して自民安倍政権の復権を選んだように、もう一回「立憲ではダメ」の最終的・究極のダメだしをする、そんなプロセスを必要悪として経るのだろうか???とも思っていた。
◆しかし、立憲がもう一回政権を担うとの、日本へのダメージの大きいステップを経ずに、衰退していくのが遥かにベターだ。
・・・ちょっと未だ大げさだが、もしかして、今回の東京都知事選にあの蓮舫を出してしまい、しかも共産党と大きく組んで、実質選挙運動を始めてしまった今回の立憲の動き、もしかして、もしかして、これが結果的に立憲の戦略大ミス、立憲の衰退の始まりの象徴的なものになったりしないか???と、かなり楽観的期待もしてしまう私である。
◆自民と立憲の二大保守政党の衰退の後に出て来る、日本を真に改革・進化させる政党はどこか?
・・・もう何度も書いてきている通り、維新は、政策的には実は何もない。人気ありそうな政策の寄せ集めホッチキス留めの資料はあるが、全体整合性と強い思想・信念に基づく政策は、実はゼロ。ただただ、人気の出そうなイケメンとか美形の政治家を当選させているだけのエセ政党である。
・・・まだ、日本に本物の改革政党はないが、敢えて言うと、やや、その雰囲気を持っているのは、国民民主である。
・・・前にも以下の拙文で書いたが、政策的に私の意見と同一方向のものが結構ある。拙文
・・・自民、立憲が衰退した後に、国民民主自身の進化形を含めて、日本の既得権しがらみの産業・経済構造も安保体制も進化させる、新しい政党が浮上して欲しいものだ。
・・・今回の「小池 vs 蓮舫」の戦いが、その新しい日本への除幕式になってほしい、と思う私である。
Nat
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