・・・圧倒的に目を引くのが、立憲民主の横ばい、国民民主の激増だろう。
⇒ つまり: ①立憲の議員増は立憲が伸びたのではなく自民議員がコケたのが本質だ。小選挙区だから、二大政党の自民候補が自滅したら、その結果、残った立憲候補者が何となく当選しただけなのだ。
②一方、国民民主は支持を大きく増やしたのだ。(比例区の議員数が3人足りなくて足きりになったくらいだ。)
・・・あと、れいわも、結構伸ばしている。
・・・公明は、そもそも教勢の減る一方のSGの党だから、減り続けるのが当たり前で、誰ももう数字を見ない。
◆ 要は: 私が選挙前から望んでいたことだが、「日本の改革への二大抵抗勢力の自民・立憲民主が衰退し、替わりに日本を変えていける野党に躍進してほしい」という方向に、もしかして、大きく動き始めたかも知れない、ということだ。
・・・山本太郎の小気味よいセリフで投票を増やしているれいわも、そのうち実態がバレるだろうから、れいわも、当面は「自民・立憲ではダメ」の声を、国民民主の片隅で受けとめているので、別に良い。
・・・これから国民民主が自公政権とのdeal by dealで「らしさ」の実績を積み上げていくと、来年7月の参議院選挙で、今回の動きが更にホンモノになっていくことが期待される。
・・・すなわち、まだ今回の選挙は本質的には「自民の裏金オウンゴール自滅」でしかないものの、結果的にそれが「日本を変える政治」への第一歩になればいいのだ。 Nat